クリスマス・キャロルは救い主イエス・キリストの誕生を祝い、その誕生にまつわる様々な場面を歌詞にした歌のこと。古くから歌い継がれてきた有名なクリスマス・キャロルをご紹介いたします。

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きよしこの夜(賛美歌109番)

清し この夜 星は光り
救いの御子(みこ)は 馬槽(まぶね)の中に
眠り給う いと安く

清し この夜 御告(みつ)げ受けし
牧人たちは 御子の御前(みまえ)に
ぬかずきぬ かしこみて

清し この夜 御子の笑みに
恵みの御代(みよ)の 朝(あした)の光
輝けり ほがらかに

 

あめにはさかえ(賛美歌98番)

天(あめ)には栄え 御神(みかみ)にあれや
地(つち)には安き 人にあれやと
御使(みつか)い達の たたうる歌を
聞きて諸人(もろびと) 共に喜び
今ぞ生まれし 君をたたえよ

定め給いし 救いの時に
神のみくらを 離れて降(くだ)り
御霊によりて 処女(おとめ)に宿り
世人(よびと)の中に 住むべきために
今ぞ生まれし 君をたたえよ

朝日のごとく 輝き昇り
御光(みひかり)をもて 暗きを照らし
土より出(い)でし 人を生かしめ
尽きぬ命を 与うるために
今ぞ生まれし 君をたたえよ

 

諸人こぞりて(賛美歌112番)

諸人(もろびと)こぞりて 迎えまつれ
久しく待ちにし 主は来ませり
主は来ませり 主は、主は来ませり

この世の闇路を 照らし給う
妙(たえ)なる光の 主は来ませり
主は来ませり 主は、主は来ませり

平和の君なる 御子を迎え
救いの主とぞ ほめたたえよ
ほめたたえよ ほめ、ほめたたえよ

 

牧人ひつじを(賛美歌103番)

牧人 羊を 守れるその宵
妙(たえ)なる御歌(みうた)は 天(あめ)より響きぬ

喜びたたえよ 主イェスは生まれぬ

仰げば御空に きらめく明星(あかぼし)
夜昼さやかに 輝きわたれり

その星しるべに 三人(みたり)の博士ら
メシヤを訪ねて はるばる旅しぬ

奇(くす)しき光の 導くまにまに
博士は馬槽(まぶね)の 主イェスに見(まみ)えぬ

 

あらのの果てに(賛美歌106番)

荒野(あらの)の果てに 夕日は落ちて
妙(たえ)なる調べ 天(あめ)より響く

グローーリア、イン エクセルシス デオ
グローーリア、イン エクセルシス デオ

羊を守る 野辺の牧人
天なる歌を 喜び聞きぬ

御歌(みうた)を聞きて 羊飼いらは
馬槽(まぶね)に伏せる 御子を拝みぬ

今日しも御子は 生まれ給いぬ
よろずの民よ 勇みて歌え